前回大会準優勝の大津が決勝進出を逃した。

前半39分、得意のサイド攻撃で先制も後半18分に追いつかれ、勝負は今大会3度目のPK戦になったが、3連勝はならなかった。

前回を超える「超越」をテーマに臨んだが達成はならず。それでも、山城朋大監督(33)は「全員が、昨日の自分に勝つという思いで、やってくれた。PKはメンバーを変えていない。自信を持って蹴ってくれたことは誇らしく思う」と選手をねぎらった。

前回は決勝で青森山田と対戦。シュート0本に終わり完敗したが、今回の国立では8本のシュートを放ち、前回の内容は超えた。山城監督は「1歩ずつですが、頂点に向けて足は運べているのかな」と手応え。ただ、追加点のチャンスを逃し続けての敗戦に「ただ、今年は今年。今日の内容も、結果も残念な気持ちでいっぱい」と悔しさも口にした。「超越」のテーマは新チームにも受け継がれる。

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