第101回全国高校サッカー選手権は9日、東京・国立競技場で決勝が行われ、岡山学芸館が3-1で東山(京都)を下し、岡山県勢として初優勝を果たした。

得点王は3得点を挙げた5選手。首都圏開催となった76年度大会以降、3得点での得点王は最少ゴール数で、7人が3得点で得点王になった14年度大会の記録に並んだ。

優勝した岡山学芸館のFW今井拓人(3年)、決勝で1ゴールを決めた東山のMF真田蓮司(3年)、ドイツ1部ボルシアMGへの加入が決まっている神村学園のFW福田師王(3年)、J2清水入りする日大藤沢の198センチFW森重陽介(3年)、総体王者・前橋育英のFW山本颯太(3年)の5人が最多3ゴールをマークした。

今大会は計131得点が生まれたが、ハットトリックはなし。1試合3得点以上を記録した選手がいなかったのは、計122得点だった16年度大会以来6大会ぶり。