J2藤枝MYFC・MF榎本啓吾(23)が強気なプレーで開幕3連勝に導く。4日のホーム、ブラウブリッツ秋田戦に備え、1日は午前練習で調整した。榎本は開幕から2試合連続フル出場。チームが掲げる超攻撃的サッカーをけん引している。いわきとの開幕戦は絶妙なヒールパスで追加点を演出。前節V・ファーレン長崎戦でも左サイドから先制点の起点を作った。それでも、「ゴールが取れていないからダメ」と満足していない。

プロ1年目の昨季はフィールド選手でただ1人、リーグ戦全34試合に出場。プロの世界でささやかれる「2年目のジンクス」も「全く気にしない」と言い切る。さらなる飛躍を目指す今季は「10得点10アシスト、以上したい」と明言。「10得点10アシスト」を公言した同期入団のMF久保藤次郎(23)を上回る数字を目標に掲げた。

最大の武器はキレのあるドリブル。主戦場の左サイドでボールを持てば、迷わずに仕掛ける。榎本は「1人で相手をかわして、ゴールを取ることが理想」。試合に向けた準備段階でも相手チームの分析よりも、自身の体のキレを優先して考えている。次戦も「ゴリゴリ仕掛けたい」と意気込んだ。

プロ2年目となる今季のテーマは目に見える結果を残すこと。「今年はアシストよりもゴール。そこを意識してやっていきたい」と。引き立て役から主役へ。藤枝が誇るドリブラーは勝利を目指してゴールに向かい続ける。【神谷亮磨】

◆榎本啓吾(えのもと・けいご)1999年(平11)9月5日、千葉県生まれ。3歳からサッカーを始め、千葉U-18から東海学園大に進学。22年に藤枝加入。プロ1年目の昨季はリーグ戦全34試合に出場し、4得点。165センチ、62キロ。血液型O。右利き。