柏レイソルに加入した新助っ人のオランダ人FWフロート(24)が8日、三協F柏での鹿島アントラーズとのルヴァン杯のキックオフ前に取材に応じた。

身長193センチで体重はJリーグ最重量の99キロ。ストロングポイントを「スピードとパワー」と自負しており、ポストプレーやヘディング、裏への飛び出しからの得点が期待される。

昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表がドイツ、スペインを破ったことで日本のサッカーに興味を持ったところ、柏からオファーを受けた。家族とも相談しながら日本でのプレーを決断した。「すべてが新しい体験になるし、チャレンジしたいという気持ちが大きかった」と振り返る。

既に合流しており、クラブスタッフと焼き鳥やパスタ、ピザなども食べに行った。「日本の食事は何でもおいしい」と充実した様子。具体的な数字は明かさなかったが「FWで極力多くの得点を挙げる。多くの勝利をつかんで喜んでもらいたい。チームの勝利のために全力を尽くす」と意気込みを語った。登録が順調に進めば、12日のリーグ・名古屋グランパス戦から出場が可能になる。