アビスパ福岡は、数的有利になりながらも鹿島アントラーズを崩せず、スコアレスドローに終わった。

前半はアグレッシブな球際が光り、堅守からの鋭いカウンターが光っていたが、後半8分に数的有利になってから、戦い方が定まらず、逆に押し込まれる展開になってしまった。

試合後、福岡の長谷部茂利監督は「相手が1人少なくなった状態で、もっと攻撃エリアでシュートも含め、チャンスを作らないといけない、それができなかった」と話した。ただ、守備に関してはリーグ戦、ルヴァン杯と3試合無失点と崩れていない。指揮官は「終盤危ない場面のところも含めてあったと思いますが、そこまで決定機というほどではなかったと思うので、十分評価できるなと思います」と手応えを口にする一方で「勝ち点1で満足してる選手はいないと思います。自分たちが多くなった状況で引き分け」と課題も掲げた。

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