鹿島アントラーズが、ドロー寸前で失点して敗れた。

1-1の後半ロスタイムに左CKからアビスパ福岡のFWウェリントンに勝ち越された、

福岡には今季3戦目で初敗戦。リーグ戦4連敗で15位に低迷する負の流れを断ち切れず、岩政監督は「受け止めきれないので、何とも言葉にできない」とガックリ。

鹿島は前半31分にアルトゥールカイキのゴールで同点に追い付いたが、後半途中の選手交代をきっかけにリズムを崩した。

メンタル面や戦術の問題が敗因かと問われ、指揮官は「いろいろな所からそうなってしまっている」と、悔しさをにじませた。

■2度目ヘッドV弾

アビスパ福岡FWウェリントンがチームをD組首位に導いた。同点の後半ロスタイム、左CKからマークを外してフリーになり、頭で決勝点。9日のリーグ京都戦に続く、CKから2度目のヘディング決勝弾。後半30分から出場で役目を果たし「苦しい時間帯だったが、攻撃の起点になることを意識して入った。自分にマークが集まるので、空けたスペースを使うのがポイントだった」。