関東第3代表のFC TRIANELLO Machida(トリアネーロ、東京)は第3ピリオド(P)終盤に猛攻を見せるも序盤の失点が響き、関西第1代表のDREAM FC(ドリーム、大阪)に0ー1で敗れた。

トリアネーロは第1Pに先制点を許し、第2Pまでは厳しい戦いを強いられた。第3Pには試合展開が一変。相手ゴールに迫る展開が続いた。セットプレーから多くのチャンスを作るも、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

若山聖祐監督(37)は「選手たちはよく頑張っていた。後半からはリラックスしてチームの色を出すことができた」と頑張りをたたえた。

FP中島温主将(6年)は「もう少し余裕を持って戦いたかった。最後は決めきるところ(が足りなかった)。これからの大会ではドリームにリベンジしたい」と唇をかんだ。

好セーブを連発したGK澤春輝(6年)は「(シュートを)たくさん止められたのは良かった。押される展開でも、しっかり守り切れた。全日本(JFA 全日本U-12サッカー選手権大会)では優勝できるように頑張りたい」と前を向いた。

準決勝まで4試合15得点と好調の攻撃陣もこの日は無得点。今大会1失点という堅守を見せていたドリームFCの守りは堅かった。

若山監督は「グループとしての強化はもちろん、選手個人のスキルアップに取り組みたい」と、さらなるチームの成長を期待した。【村山玄】