清水エスパルスが、ジェフ千葉のロングスローからの1発に沈み、4月1日のヴァンフォーレ甲府戦以来、9試合ぶりの黒星となった。30周年を迎えたJリーグ開幕時の「オリジナル10」の対決で、会場には日本代表の森保一監督が視察に訪れた。

清水は7日のいわき戦で9得点、13日の藤枝戦で5得点と攻撃陣が爆発していたが、この日は千葉のコンパクトな守備ブロックに大苦戦。攻撃のスイッチを入れる縦パスが入らず攻めあぐねる状態が続いた。

それでもセットプレーなどから決定機もあったが、ネットを揺らすまでに至らず。逆に千葉は、カウンターを軸に攻め、後半43分、左サイドのロングスローからMF米倉がネットを揺らし、ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表の清水GK権田から1点をもぎ取った。

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