13日の柏レイソル戦で今季2勝目を挙げた横浜FCの四方田修平監督(50)ACLの海外遠征が19日、川崎フロンターレ戦(20日、ニッパツ)に向けオンライン取材に応じ、近年のJリーグをけん引してきた王者を「今の調子はうのみにできない」と警戒した。

今節は、今季6得点のエースFW小川航基(25)が累積警告で出場停止。四方田監督は「(小川)航基がチームをけん引してきたことはある。だが、みんないい準備はしてきている。そんなに心配はしていない」とし「代わりに出た選手が攻撃守備でタスクをこなしてくれると思っている。逆に、どんな活躍をしてくれるか楽しみ」と話した。

川崎Fは今季は負傷者の影響もあり10位と低迷している。それでも、四方田監督は「言うまでもなくフロンターレ。攻守両面で非常にアグレッシブで組織的で攻撃が多彩。そこは変わるものではない」と敬意を抱く。それでも「リスペクト持ちながらも、勝つチャンスはあると思っている。なんとかそういうゲームにしていければ」と、今季3勝目を見据えた。

相手も、中盤の要のMF脇坂、シミッチが出場停止だが「代わりに出てくる選手が代表クラスなので支障ないんじゃないですか」と警戒は緩まない。勝利へのポイントとして「組織的に守れるかどうか。相手にどれぐらい早く順応できるかがポイント」とした。