北海道コンサドーレ札幌MF金子拓郎(25)がクロアチア1部ディナモ・ザグレブへ移籍することが16日、明かされた。札幌・宮の沢で行われたファンイベント「2023サポーターズデーin宮の沢白い恋人サッカー場」の最後のあいさつに登場。「ディナモ・ザグレブからオファーをいただいて、チャレンジしたいという思いが強く、行くことを決断しました。直接みなさんに言いたかったので、この場を設けてもらいました」と話した。

「札幌に来て3年半、特別指定を含めたら4年半」と話すと、これまでを思い起こしながら言葉を詰まらせる場面があった。

「海外に行くからには、もっともっと大きくなって、日本代表を目指して頑張りたいと思います。いつか『金子拓郎は札幌が育てた』とみなさんが胸を張って言えるような選手になります」と宣言した。

三上大勝代表取締役GMは「正式レターが届きました。金子選手ともよく話し合い、彼の夢、意思、そういうものも改めて確認した。金子選手の意思を尊重するような形での交渉を正式にさせていただければと思います」と説明した。