J2で最下位に低迷する大宮アルディージャは27日、秋元利幸フットボール本部強化部長が退任することを発表した。双方合意の上で契約解除となった。

秋元氏は選手として早大、大塚製薬徳島ヴォルティスでプレー。現役を引退後、大宮では強化担当、広報などを歴任した。21年12月に大宮のフットボール本部強化部長に就任していた。

秋元氏はクラブを通じ「結果を出すことが出来ずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。私自身も体調を崩してしまい、体調の回復に努めながらクラブと協議を進めてまいりましたが、大宮を退団することになりました。約23年間にこのクラブで過ごした時間は、私の人生において貴重な財産です」とコメントを発表した。

チームは現在、21位の金沢と勝ち点6差の最下位の22位に低迷し、J3降格危機にある。この日の練習試合では筑波大学に0-2で敗れている。