北海道コンサドーレ札幌GK高木駿(34)がJリーグ通算200試合を無失点白星で飾った。

8月にJ2大分トリニータから加入して2戦目。初の本拠地戦では今季22試合ぶり2度目の完封勝利に貢献した。節目の試合を笑顔で終え「ここ(札幌ドーム)が自分のホームとして試合ができるという、うれしい気持ちだった」と感激。豊富な運動量で相手を上回った仲間の戦いぶりを「後ろから見ていても、みんなすごい走っていた。頼もしいなと思っていた」と振り返っていた。

小学2年の長女は記念セレモニーでの花束贈呈役を楽しみにしているという。札幌ではシーズンのホーム最終節で行われるのが恒例。家族は9月末に大分から札幌に引っ越す予定で、今節の前に「間に合う。良かった」と安堵(あんど)していた。「通過点に過ぎない」と、さらに出場数を伸ばしていく覚悟を見せた。