鹿島アントラーズは、首位のヴィッセル神戸に完敗し、リーグ優勝が消滅した。
今季も無冠が決定。常勝軍団が、7年連続で国内タイトルを逃した。
エースFW鈴木優磨は「相手の方がやることが徹底してた。その差が出た」と完敗を認めた。3週間の準備期間で、攻撃の組み立てで「ボールを動かす部分」を徹底してやってきた。だが、相手が上回り思ったような攻撃が出来ず、前半はシュート0。「用意してきたものが出せなかった時に、臨機応変さが必要だと。前半はもったいなかった。見に来てるサポーターには情けない試合をしたと思っている」と悔やんだ。
個の技術力は互角だ。それだけに、鈴木は「今季積み上げてきたもので、首位のチームと勝ちきれないチームの完成度を痛感した。リーグを勝ち取るためにはスタイルがないと勝ち続けることが出来ない。そのスタイルが今、何なのか、僕自身も模索している。今日に関して言えば、相手の方が単純なところでも上回っていた。今季やってきたものをそのまま出されて、そのレベルの完成度が高かった」と振り返った。
22年に欧州から鹿島にタイトルをもたらすことを掲げて復帰。だが、3年目の今季もタイトルに届かずにいる。「僕自身は非常に重く受け止めている。タイトルを掲げて帰ってきたが、なかなかそれができない。自分へのイラツキもある。そればかりは簡単に積み上がるものではない。本当にまずいなという危機感を持っている」。常勝軍団復活へ、生みの苦しみを味わっている。



