FC町田ゼルビアが、ロアッソ熊本を下し、クラブ史上初のJ1昇格を決め、試合後にサイバーエージェントの社長で町田の社長兼CEOを務める藤田晋氏(50)が囲み取材に応じた。
-多くの新加入選手もあり、外野からの声もあったがどう対応した
最初に監督とも、強化部の原さんとコンセンサスを得たのは1年目に勝負して昇格させてしまおうということ。それにふさわしい予算をかけるし、それに相応しい選手を取るんだということでやってきたので、今日、賭けに勝ったっていう感覚です。いろいろ言われるのは仕方ない。
-もう気にしないみたいな感じ
やっぱりJリーグ、特にJ2は魔境と言われるぐらい実力は拮抗(きっこう)しているんで、いろいろ言われやすいと思いますし、僕自身もやっぱりいろいろと言われた時は、頭1つというよりは、体1つぐらい抜け出さないと、その声はやまないという経験を持っていたので、とにかくJ1に行って、とにかくもうJ2に帰らないという気持ちで。
-最もいろいろ言われた時はいつ頃だったか
(第12節)熊本戦の前の時ぐらじゃないですか。プレースタイルとかにもいろいろ言われていました。
-シーズン前に黒田監督との話し合いは
大枠ですけど、みんながコンセンサスを得て一丸となるというのが、一番大事だと思っていたので、フロントも監督も選手もかなり入れ替わったんで、新たに一致団結するという意味ではやりやすかった。
-町田市民のことを結果で振り向かせると会見で言っていたが手応えは
(手応えは)ありますね(笑い)。パブリックビューイングも、たくさん人が集まったと聞いていますし、来年J1になって、メジャーなクラブもどんどん町田に来るようになって、どんどんまた(ファンが)増えていくといいなと思います。
-1年目の賭け、市民を振り向かせるなどアドバルーンとして掲げたことがどんどん現実になっているってことに関して
気分がいいです(笑い)。狙っていたことなので。