J1アルビレックス新潟の「新戦力」紹介の第4回は、早大から新加入のDF森璃太(22)。両サイドバック(SB)でのプレーが可能で、スピードを生かしたオーバーラップから両足キックで好機に絡む。1月26日のJ1東京ヴェルディ(V)との練習試合では1得点をマーク。サイドのチャンスメーカー、得点源としてスタメン争いに食い込む。
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森がプロ1年目から躍動する。沖縄キャンプ2日目に実施されたフィジカルテストの20メートル走でチーム最速の2・7秒をマーク。安野フィジカルコーチは「いいランニングフォームで(地面を蹴る)1回1回のプッシュ力が強い。ジャンプ系の測定数値も高く、めちゃめちゃ速い」と太鼓判を押す。東京Vとの練習試合では左サイドの深い位置まで駆け上がってパスをもらうと、マイナス方向へのカットインから右足シュートを逆サイドネットに突き刺した。
早大3年までは右SBが主戦場。攻撃参加ではタッチライン際から直線的に前の選手を飛び越してチャンスに絡むことが多かったが、左サイドにポジションを移した4年時にはポゼッションを重視する指導者と出会い、立ち位置を柔軟に変えながらビルドアップに関わる面白さに気づいた。SBの選手が内と外のレーンを使い分けながら攻撃参加する新潟スタイルに「プレー強度やスピードは大学と比べものにならないけど、パスでつながるいいイメージで練習に臨めている」と話す。
プレーの幅を広げながら前線に飛び出す強みに磨きをかけ、関東大学リーグ2部でアシスト王(11アシスト)と、同ベストイレブンをダブル受賞した。相手にとってゴールに直結するプレーを繰り返すSBはやっかいな存在。「新潟にはパサーがそろっているので、タイミングが合っていけば特長は生かせる」。えげつないスピードとキック精度で攻撃に厚みを出し、プロ1年目からJ1に衝撃を与える。【小林忠】
◆森璃太(もり・りいた)2001年(平13)8月19日生まれ、神奈川県出身。大島シェルズ-川崎フロンターレU15-同U18から早大進学。17年U-16日本代表。23年は新潟の特別指定選手。大学4年時には1試合3アシストを記録も。セットプレーのキック精度も高い。170センチ、65キロ。利き足は右。背番号24。



