J2ヴァンフォーレ甲府は蔚山に1-2で敗れ、2戦合計1-5で敗退が決まった。15日の第1戦は0-3で完敗。だが、この日は前半11分に失点も、何度も攻撃の形をつくり相手ゴールに迫った。韓国代表の守護神GKチョ・ヒョヌの壁は厚かったが、0-1の後半43分、左CKからFW三平がヘディング弾を決めた。

今季は1次リーグ突破に貢献したMF長谷川ら主力14人が移籍。FWアダイウトンら11人の新戦力が加わるも、今季初陣の3失点が重かった。DF関口主将は「予選突破はできたが、最後の質、アジアで戦う上で自分たちが足りないものを痛感した」。それでもACLでの勝利、1次リーグ突破と歴史は刻んだ。他クラブのサポーターが連合軍を組み後押しし、この日の観客は1万5932人。関口は「アジアに出ても戦えるところは証明できたけど、結果で恩返ししたかった。悔しい」と肩を落とした。

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【ACL】J2甲府8強ならず 蔚山現代に連敗、ベスト16で敗退/ライブ詳細