ヴィッセル神戸の日本代表GK前川黛也(29)は、北朝鮮とのワールドカップ(W杯)アジア2次予選前最後の一戦を、無失点で切り抜けた。

前半途中まで広島が優位に立つ場面が多かったが、勇気を持ってプレー。この日が、J1通算102試合目の出場だった守護神は「両チームの強度の高さ、守備陣の集中力の高さが出た試合だった。(ともに)チャンスはあったが、ゴールが割れなかったし、すごく締まった試合になった」と納得の表情。

開幕2戦目で通算100試合の出場に到達し、この日の試合前には子ども2人から花束を受け取るセレモニーがあった。同じ日本代表だった父和也氏(56)は日程が合わず、来場できなかったが、父に負けないハイパフォーマンスを上位対決で披露した。