元日本代表MF中村憲剛(44)が、引退試合で「なでしこフレンズ」のレスリング女子オリンピック(五輪)3大会連続金メダリスト、吉田沙保里からピッチ上でタックルをくらった。

試合後の会見では、投げられた感想を問われた。

「いや~気づいたら倒れてました。世界を制したタックルはこれかと。まさか等々力の芝生の上で、それを体感するとは思いませんでしたけれども」

そう笑顔で振り返った。吉田の参戦が決まった瞬間から描いていたプランだったといい、試合中に近づいて耳元で「タックル、タックル」とささやいていた。その後、家本正明主審が吉田にイエローカードを提示する流れも含めて会場を沸かせた。主役は「しっかりやってくれた。諸々、良かったんじゃないか」と満足げだった。

中村は2020年度の元日、天皇杯決勝をもって現役引退。川崎フロンターレだけでプレーしたクラブの象徴、クラブそのもの、といえる唯一無二の存在に、最高の舞台が用意されていた。前座の「エキシビションマッチ」は「ケンゴフレンズ」と「なでしこフレンズ」が戦い、大きな盛り上がりを見せていた。

【試合詳細】中村憲剛が引退試合45分で4点! タックル披露の吉田沙保里さんら豪華メンバー!