ヴィッセル神戸は15日のFC東京戦で、本拠地ノエビアスタジアム神戸の空調設備を試験稼働させている。

今回は28年夏の本格稼働を目指し、神戸市とともに進めているプロジェクトの第1期としてテスト稼働。以前からあった座席下の設備を改修し、スタジアム全体の温度を外気温から何度下げられるかを確認する。取得したデータを元に今後の設備導入プランを検討するといい、28年夏までに神戸市が10億円を投資することになっている。冷房だけでなく、冬は暖房も利用可能となる。

神戸の千布勇気社長は「(外が)暑い中でも涼しく試合ができれば、開始時間の管理もしやすくなるし、試合終盤にエンタメ的な意味で魅力が失われていくことも回避できる。ノエビアスタジアムのポテンシャルを広く知らしめたいし、地域からエンタメで盛り上げていくような取り組みがしたい」と狙いを説明。試算では年間1000万円以上のコストアップになるようだが「快適な環境を提供したい。価格はお客様にもご理解いただければありがたい」と話した。

日曜日ナイターを日中に開催できるようになれば、よりアウェーサポーターの集客も可能になり、音楽ライブの誘致にも有利になるだけに「お客様の間口を広げることもできるのではないか」と、これまで足を運ぶ機会がなかった新規顧客の開拓にも期待を寄せた。

神戸は他にもハイブリッド芝を採用してきたピッチを天然芝に張り替え、スタジアム正面には選手とプレーしているような写真撮影ができるトリックアートボードを設置するなど、ホーム開幕戦を迎えたタイミングで新たな取り組みをお披露目している。

【J1】鹿島-名古屋、水戸-G大阪、川崎F-京都、神戸-東京など/スコア速報中>>