<練習試合:広島3-2川崎F>◇20日◇宮崎市シーガイア◇45分×3本

 広島のミハイロ・ペトロビッチ監督(51)が、2年目のMF横竹翔(つばさ、19)の約30メートルロング弾を絶賛した。練習試合2本目の29分、相手DFのクリアを拾った横竹のシュートがゴールに吸い込まれると、同監督は驚いたように笑い「いいシュートだった。打ったツバサが1番驚いたのでは?

 大きな前進の一歩だと思う」と褒めた。

 この日は横竹以外にも、若手の奮闘が目立った。同監督は「若い選手は調子に波がある。だからこそ私が後ろ盾となっている、という感覚を与えることが大事」と、若手躍進の秘訣(ひけつ)を明かしていた。