東京の日本代表MF今野泰幸(25)が、天皇杯準決勝敗退から一夜明けた30日、推定年俸7500万円の3年契約でサインしたことが分かった。近年は浦和やG大阪など複数のクラブから獲得の打診を受け、今野自身も海外挑戦の可能性を模索してきたが、この長期契約で事実上の「移籍凍結」となる。

 同日、東京・小平市内のクラブハウスで解散式に出席した今野は「課題がたくさんあった。来季は(城福監督のもと)2年目になって、もっと吸収できる」と話した。東京は、既に梶山や茂庭ら他の主力も残留を表明。現有戦力に磨きをかけて来季に臨む。