G大阪西野朗監督(56)が25日、若手の奮起をうながした。前日24日のACL決勝トーナメント1回戦では、先発平均23・9歳と自軍より3・5歳若いC大阪に0-1で敗北。この日は控え組で臨んだJ2岡山との練習試合で、2-3と逆転負け。「こういう試合でやれない選手は、トップでやれない」と厳しい口調だった。

 C大阪戦は左太もも痛の33歳DF山口に代わり、2年目の19歳DF内田が初先発。内田には「大きな試合で予想以上にやれた。自信持っていい」と合格点を与えたが、チームの活性化のためには、不動のレギュラー陣を脅かす存在がもっとほしい。指揮官はDF金正也やDF藤春の大卒新人に「このレベルじゃいけない。成長してもらわないと」と、ゲキを飛ばしていた。