J2山形DF岡根直哉(24)が7月31日、天童市内で行ったJFLソニー仙台との練習試合で2ポジションをこなした。1本目は中盤の底で出場。相手の攻撃を封じながら、攻撃にも参加した。本職はセンターバック(CB)だが、早大時代や移籍元清水でもボランチを経験し「問題なくやれた」と器用にこなした。2本目はCBとして元仙台FW大久保剛志(26)をマークした。前節松本戦(29日)で加入後初出場。シーズン序盤に受けた椎間板ヘルニアの手術の影響で出遅れが、ようやく戦線に顔を出した。「腰は普通にサッカーをやる分には痛くない」と夏場の挽回を狙う。「もうちょっと他の選手と合わせていけば大丈夫」。189センチの長身DFは、涼しい表情でピッチを後にした。【湯浅知彦】