東京のランコ・ポポビッチ監督(46)が今季限りで退任することが22日、決定的となった。この日までにクラブサイドと話し合いを行った。今後は後任候補を絞りながら、来季監督を決めていくことになる。

 同監督は昨季から就任し、今季が2年目。クラブからは3位以内をノルマに課せられていた。ロンドン五輪日本代表MF東を補強するなど、日本代表経験者を含めて、戦力はJ屈指。それでも、目指すパスサッカーが思うように結果に結びつかず、夏場までは勝ち点が伸び悩み中位に低迷した。ただ、最近6試合は5勝1敗と好調をキープ。選手間でも、状況に応じた戦い方を身につけ、手応えを感じていただけに、前半戦の結果が悔やまれていた。