W杯初先発に抜てきされた日本代表MF堂安律(24=フライブルク)は、決定的な仕事ができずに後半途中、ベンチに退いた。途中出場でW杯デビューを飾り、同点ゴールを挙げたドイツ戦のような活躍はできなかった。

試合後の主な一問一答は次の通り。

-コスタリカは5バック(攻撃時は3バック)で臨んできた

「相手が5バックに変えてきて、少し停滞した試合になった。なかなか、サイドに起点をつくれなかった。(5バックは)想定内だったし、システムを変える可能性があるというのは、当然知っていた」

-前半は0-0だった

「間違いなくプラン的には悪くなかった。勝ち点1でもOKというか、選手全員、頭の中でこの相手には勝ち点3を取らないといけないというのが少しよぎったし、ボールを持ってればいいところで、簡単に相手に渡してしまった」

-個人的には

「サイドではボールを回させてもらっていたので、どちらかというと、縦パスが入らなかった。暑さもあったし、消耗すると、どうしても90分間、ネガティブにミスが続いてしまった」

-スペイン戦へ

「しっかり粘り強く守りながら、チャンスをかぎつけたい。(五輪で負けた同じ国の相手で)僕個人的には、若い選手の中では借りを返せる最高の舞台だし、まったく別ものの大会だし、大きさは全然違うけど、全員何くそと思わされた相手なので、タフな戦いになると思うが、僕たちにやれることをやって、自分たちの力を見せたい」