スペインのMFブスケツ(34)が日本戦後、「目標は勝つことだった」と敗北を悔しがった。

 

スペインは1日、ワールドカップ(W杯)1次リーグ最終節で日本と対戦し1-2の逆転負けを喫したが、2位で決勝トーナメント進出を決定した。この試合後、キャプテンのブスケツがインタビューに応じた。そのもようをスペイン紙マルカ電子版が伝えている。

 

ブスケツは日本戦について「僕たちがゲームをコントロールしているように見えたが、日本はカウンターを仕掛けるチャンスをうかがっていたし、後半あのようになってしまった。僕たちにビルドアップでミスがあり、彼らが前に出てきてカウンターでチャンスを作ってきたし、守備もとても良かったよ」と日本のパフォーマンスを称賛した。

 

1次リーグを2位通過したことについては「そうならないことを望んでいた。僕たちの目標は勝つことだったからね。この後、決勝トーナメント1回戦で非常に難しい試合になるであろうモロッコとの対戦を控えている」と語り、試合前に挙がっていた準々決勝でブラジルと対戦する可能性を回避するために2位を狙うのではないかという臆測を否定した。

 

敗戦の原因については「ライン間のパスコースをうまく封じられ、チャンスを作り出すのに苦労し、快適にプレーできなかった。あのような展開になることは分かっていたが、あの2ゴールは日本に自信を与えるものになった」と説明していた。(高橋智行通信員)

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