FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は6日、決勝トーナメント1回戦の8試合が終了し、ベスト8が出そろった。日本は初の8強進出を逃したが、1次リーグからの4試合で2勝1分け1敗(PK戦突入は引き分け扱い)で全体9位に入った。決勝トーナメント1回戦で敗れたチームの中では最上位。アジアの中でもトップとなった。

4試合で2勝0分け2敗のセネガル、オーストラリア、スイスが続き、1勝2分け1敗のスペイン、米国、1勝1分け2敗のポーランド、韓国がそれぞれ得失点差、総得点などで順位付けされた。

 

▽決勝トーナメント1回戦敗退

9位 日本

10位 セネガル

11位 オーストラリア

12位 スイス

13位 スペイン

14位 米国

15位 ポーランド

16位 韓国

▽1次リーグ敗退

17位 ドイツ

18位 エクアドル

19位 カメルーン

20位 ウルグアイ

21位 チュニジア

22位 メキシコ

23位 ベルギー

24位 ガーナ

25位 サウジアラビア

26位 イラン

27位 コスタリカ

28位 デンマーク

29位 セルビア

30位 ウェールズ

31位 カナダ

32位 カタール

 

日本が決勝トーナメントに進んだ過去3度は、02年日韓大会が9位、パラグアイ戦にPK戦で敗れた10年南アフリカ大会が9位、18年ロシア大会が15位だった。

初出場だった98年フランス大会は3戦全敗の1得点4失点で全体31位、1次リーグ敗退の06年ドイツ大会が28位、14年ブラジル大会が29位だった。

今大会の8強は地域別では2連覇を狙うフランスなど欧州から最多の5チーム。ブラジルとアルゼンチンの南米が続き、アフリカのモロッコが同国初の準々決勝に進んだ。

準々決勝は9、10日にオランダ-アルゼンチン、クロアチア-ブラジル、イングランド-フランス、モロッコ-ポルトガルの組み合わせで行われる。