昨年11月にシュツットガルトで行われた馬場馬術競技(自由演技)の大会「ジャーマン・マスターズ」で、自身初の国際大会優勝を飾ったバイエルン・ミュンヘンFWトーマス・ミュラーの夫人リサさんが、大衆紙「ビルト」の取材に応じた。

馬術のトッププレーヤーであるリサさんにとって、昨年末にはうれしいことが重なった。上述のジャーマン・マスターズ優勝だけでなく、ミュラーとの結婚が10周年を迎えたからだ。そのことについて聞かれたリサさんは「優勝までハードな道のりでしたが、トーマスと結婚してのこの10年間も同じくらいハードでした(笑い)」と、ジョークを飛ばしたという。

Bミュンヘン、さらにドイツ代表の選手として、いくつもの修羅場を潜り抜けてきたミュラーだが、リサさんのことになると普段とは違うプレッシャーがかかる様子。ビルト紙によれば、夫人を応援すべく大会に足を運んだ同選手は「自分の試合よりも緊張した」と話しており、リサさんも「彼はナーバスになると普段より口数が多くなるんです」と、長年連れ添うパートナーの変化には気付いていたという。

また夫婦のどちらもが、ドイツを代表するスポーツ選手であることの難しさに関して聞かれると「いいえ、むしろ真逆です。私たちはどちらも、週末に試合を行いますし、したがって同じようなプランニングで日々の生活を過ごすことになります。むしろ私たちは、夫婦で過ごす時間が多いほうだと思いますよ」と答えた。