BミュンヘンFWレバンドフスキが9分間で5得点を挙げる大活躍を見せ、リーグ史上初の大記録を次々と打ち立ててホームでウォルフスブルクに5-1で逆転勝ちした。

 Bミュンヘンは前半26分に先制を許し、前半を0-1で折り返した。しかし、後半開始からMFティアゴに変わって投入されたレバンドフスキが同6分、右サイドからのパスのこぼれ球を左足で押し込み同点に追いつくと、その1分後には右足ミドルシュートを鮮やかに決めてあっという間に勝ち越しに成功した。さらにその3分後にもFWゲッツェのスルーパスを受けて右足シュート。これはポストにはね返されたが、こぼれ球を自らが押し込んで、リーグ史上最速の4分間でのハットトリックを達成した。また交代出場選手が3得点を挙げるのもリーグ史上初。

 レバンドフスキの勢いはこれでとどまらず、同12分、左サイドを突破したMFドゥグラスコスタのクロスが相手DFに当たったこぼれ球を右足ハーフボレーでたたき込み、さらに同15分には右サイドからのゲッツェのクロスを右足のジャンピングボレーでゴール左に突き刺すスーパーゴールで、リーグ史上最速9分間での5ゴールの大記録を締めくくった。

 レバンドフスキは「とても満足している。クレイジーな数分間だった。5ゴールなんで信じられない。とてもハッピーだ」と喜び、グアルディオラ監督は「2度と見ることはないだろう。フットボールは時にクレイジーになる」と話し、信じられないといった表情を見せた。

 Bミュンヘンは6連勝で勝ち点を18に伸ばし、暫定首位。