アジア王者広州恒大(中国)が欧州王者バルセロナ(スペイン)に0-3で敗れ、欧州王者の力を見せつけられた。

 試合開始からボールを支配される苦しい展開も、GK李師の好セーブで対抗。前半39分に相手FWスアレスに先制点を許したが、2分後に右FKからFWエウケソンのヘディングシュートでバルセロナゴールに襲いかかるなど、前半は善戦した。

 しかし、後半に入って5分に再びスアレスにゴールを許すと、同22分にはスアレスにハットトリックとなるPKを決められた。

 完敗にもスコラリ監督は「今年1年、選手の頑張りに感謝したい。0-3で負けるのは他のクラブと同じだよ。我々よりも明らかに上だった」と話した。13年モロッコ大会のBミュンヘン戦(0-3)に続き、またしても欧州王者に敗れが、「13年は4位だったが、まだ3位を目指す事が出来る」と、20日に行われる1王者広島との3位決定戦に向けて意気込んだ。