ブレーメンからバイエルン・ミュンヘンに移籍したU-21ドイツ代表セルゲ・ニャブリが、1年間のレンタルでホッフェンハイムに移籍することになった。

 15日の独紙ビルトによると、リオ五輪前からホッフェンハイムはニャブリ獲得に動いており、ニャブリも試合経験を積むためにホッフェンハイムにレンタルさせてほしいとBミュンヘンに話していたそうだ。

 当初レンタル料として400万ユーロ(約5億2000万円)が要求されていたが、Bミュンヘン首脳陣と有効な関係を持っている会長のディットマール・ホップがうまく交渉し、200万ユーロ(約2億6000万円)にまで下げることができた。

 Bミュンヘン代表取締役カールハインツ・ルンメニゲは「セルゲ(ニャブリ)からの1年間レンタルで移籍し、試合経験を積みたいという望みがあった。私の目から見てホッフェンハイムはレベルの点からもふさわしいクラブ」とコメント。来週半ばにメディカルチェックを受け、そのままオーストリア合宿から合流するかどうか話し合われる。ホッフェンハイム監督ユリアン・ナーゲルスマンは「セルゲは非常に才能あるタレントで、ハイスピードをゲームにもたらすことができるスリリングなプレーヤー。多くのポジションで起用できるフレキシブルさも持ち合わせている。それにアーセナル時代に欧州CLで出場し、またU-21代表で欧州選手権優勝とリオ五輪準優勝と国際舞台での経験がある」とコメントしていた。