ワースランドベベレンMF森岡亮太が移籍後初得点を含む2ゴールと活躍した。

 トップ下でフル出場した森岡は前半33分、右サイドからのクロスをゴール正面で頭を合わせると、ボールは相手DFに当たってゴール右上へ吸い込まれる先制点。「あれはラッキー。相手に絶対当たってますよ。俺のヘッドじゃ、あんなうまいところへ飛んでない。たぶん、(ヘディングシュートでの得点は)公式戦で初めてです。神戸でも獲ってない」と喜んだ。

 さらに1-1の後半1分、相手ボールを奪い50メートルをドリブルで駆け上がりチャンスをお膳立て。いったんこの攻撃は防がれたが、再び起点となって左サイドから攻撃を仕掛け、最後はアンボマーのクロスをフリーで受け、抑えの効いた右足シュートを蹴り込んで勝ち越し点を決めた。

 試合は後半31分に追いつかれて2-2で引き分けた。

 チームはこれで開幕から2試合連続で引き分けに終わった。森岡は「2ゴール獲ったことは個人的にはよかったですが、この2試合、正直、勝てる試合だったとみんな思っていると思いますし、そこで勝ちきれてない。終わってみたらドロー、ドローというところが引っかかりますので満足してない」と話した。