日本代表DF酒井高徳がハンブルガーSVに残留して契約延長する見通しだと、12日の独紙ビルトが報じた。

 同紙によると、ベシクタシュ(トルコ)が酒井高に興味を示していたが、ハンブルガーSVのスポーツディレクターであるイエンス・トットは「我々のキャプテンを今夏に失うつもりはない」と明言。秋にも契約延長が行われる見込みだ。トットは「高徳はハンブルガーSVにとって、必要な選手だ。近いうちに話し合いを行うだろう」とコメントした。

 酒井高はこれまでに何度もドイツでの生活、特にハンブルクでの生活に満足していると話しており、自身のキャリアをここで終えることもイメージできるという。代理人のギド・バルターは「高徳のはっきりとした願いはハンブルクに残ることだ。彼はこのクラブで新シーズンもキャプテンを務めることに信じられないほど誇りに思っている」と明かした。契約延長の話し合いについては「クラブとはすでに意見交換をしているし、そのうち話し合いの場を持つだろう」と話していた。時期としては移籍市場が閉まった後の9月だろうか、と伝えている。