チェルシーのスペイン代表FWディエゴコスタが沈黙を破り、クラブに合流しない理由を語ったと、15日のスペイン紙マルカが報じた。

 チェルシーからはBチームで調整をすることを命じられていることがその大きな理由という。

 「チェルシーが自分を自由にしてくれるのを待っている。退団するつもりはなかったし、幸せだった。だが、監督に望まれていない時は去るしか方法はない。だから今月にAマドリードへの移籍が決まることを望んでいる。自分のアイデアはAマドリードに行き、しっかりと練習してフォームをつかんでW杯に出場すること。だけど、今年だけに関してはブラジルで無所属のままいてもいいし、チェルシーが自分に給料を払わないとしてもね」と、コンテ監督との確執が今の問題を生み出したと伝えた。

 「チェルシーはBチームで調整することを願っていたし、トップチームのロッカールームへのアクセス禁止や選手とのコンタクトを取ることを禁止した。公平じゃない。自分は犯罪者じゃない。今、自分は給料未払いの制裁を毎週受けている。だけど、自分はお金で動かない。自分を中国のクラブや他クラブに売ろうとしている。もし自分が去るなら望んだチームに行きたいし、お金を払ってくれるチームではない。(Aマドリードの監督)シメオネは自分を必要としている。なぜ、チェルシーは自分を愛してもないのに退団を認めさせてくれないんだろう。チェルシーには自分の願いはAマドリードに移籍することだと伝えている」。