パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)がデビュー戦でゴールを決めた。

 ホームのベラクルス戦で後半から途中出場し、後半27分に左足でミドルシュートを決めた。

 本田を起用したディエゴ・アロンソ監督は「チームとしてはとてもいい試合ができた。本田についてはとても、うれしい。今日のゴール、もちろんプレーを披露する時間は長くなかったが、いくつかの素晴らしいレベルのパスも見ることができた。けがは良くなっている。まだ、適応するまでには時間が必要だが、今後出場時間は増えていくだろう。日本代表にとっても、よい機会となったはずだ。何度も言うが、彼の人間性に我々はとても安心している。今後チームの戦力として、彼の存在は試合を重ねるごとに大きくなっていくはずだ」と話した。

 確実視される日本代表への招集についても「ミランで出場機会がなく、今日までどれだけ長い月日が流れたか。そういう意味でも、日本代表として彼が試合を重ねることはとても喜ばしい。今後のためにもなる」と快く送り出す思いを口にした。