ヘーレンフェインの日本代表MF小林祐希(25)は、PSV戦にダブルボランチの一角としてフル出場し、勝利に貢献した。

 前半4分にコソボ代表FWゼネリが先制弾。2分後にはイラン代表FWグーチャンネジャドが追加点を挙げた。同37分に相手選手が退場して数的有利になり、試合はそのまま終了した。

 試合後に小林は強豪PSV相手に完勝し「PSVの出来が悪かったのではなくて、うちがよかった。俺は相手がPSVだなんて、全然気にしなかったから。誰も気にしてなかったと思う。普通に、紅白戦と一緒。同じようなプレーが出来ないと、それ以上も出来ないし、それ以下のことをすることもない。自分ができることをみんながやった」、自分たちのプレーがよかったことを主張した。

 また、試合中に後ろから飛び出して攻撃に参加したが、ストレッペル監督から前に行くなと注意されたという。しかし「俺としては『守備専門の選手になるんですか』という。そこは俺が目指すところじゃないから、(監督と)話さないといけない」とコメント。守備的なポジションでの起用されているが、あくまでも攻撃的なトップ下にこだわりを持つ。信念の強い小林らしい発言だった。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)