ヘーレンフェインの日本代表MF小林祐希(25)は、ホームでのフィテッセ戦に先発出場したが、後半19分に交代した。

 4-3-3布陣の左MFでプレーした小林は、スルーパスが前線の選手とタイミングが合わないなど、いつもの切れ味はなかった。試合は前半17分にフィテッセに先取点を奪われると、同36分に追加点を許した。後半5分に3点目まで奪われ、一方的な展開となった。

 小林は見せ場をつくれないまま、64分のプレーでピッチを後にした。ヘーレンフェインはさらに1点を追加され、ホームでまさかの4失点大敗。DFスハールス主将が「今日の試合は今季で最低な出来だった」と話した通りの一戦となった。

 いつもは饒舌な小林も、この日はミックスゾーンに姿を現さず。広報担当者は「すごくがっかりして、帰ってしまった」と話した。ヘーレンフェインは4勝2分け3敗の勝ち点14で、7位に後退した。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)