サッカーのドイツ1部リーグは28日、各地で行われた。ドルトムントの香川真司は、リーグ戦では3試合連続のベンチスタート。1点ビハインドの後半開始からピッチに登場。右のインサイドハーフに入り、後半20分にはヤルモレンコのパスを受け、ペナルティーエリア手前からミドルシュートを放つも、ハノーバーのDFにスライディングでブロックされた。ここ3試合は1分2敗。試合後は厳しい表情で囲み取材に応じた。

 以下、香川への一問一答

 -完敗に近い負け方

 「まぁそうですね。常に先手を取られましたし、内容的にも厳しい戦いでしたね」

 -向こうも、ドルトムントのバックの不安を分かってて攻めていた

 「どうですかね。まぁ前線の選手もスピードありましたし、身体能力も高かったんで、そこで起点を作られてたかなとは思いますけど」

 -この流れを断ち切るためには、どういう戦いをするか

 「別にそこまで変えてないですし、後ろがしっかりボールをつないで。ただ今日はピッチもすごく悪かったので、そこは特に前半、慣れるというか、みんな安パイにね、ミスをしないようにプレーしてたんですけどもう少し早いリズムでやっていかないと、こういう試合にならざるをえないのかなと思いますけど」

 -最終ラインがあまりにも不安定に見える

 「そうですね、まぁそれは裏突いてこられてますし、そこはみんな分かってると思うんですけど」

 -監督からは何を言われてピッチに入ったか

 「ボールを早くつないで逆サイド、という話はしましたし、左サイドは空いてたんでね、狙っていこうという話はみんなとしてました」

 -退場者が出たことが、とにかく大きかった

 「退場者が出なかったらどっちに転んでもおかしくない、逆に僕たちは勢いに乗れてたのかなと思うんですけど、そのあとすぎに入っちゃったんでね、そこがすごく痛かったですね」

 -ハノーバー相手には活躍することも多いが

 「でもハノーバーは常に攻撃が強いチームっていうイメージがあるし、勢いに乗らせたらやっぱり今の順位も表してるようにね、厳しい戦いになると思ってたんで。それは実際結果として、受け止めるしかないんでね。まぁ試合は続きますし、頭から次出られるように良い準備をするだけですね」

 -45分間は長かったか

 「展開が展開だったんで、なかなか厳しいなと思いながら。こういう展開で入るのはなかなか難しさはあるんですけど」