第2戦が行われ、レアル・マドリードがホームでレガネスに1-2で敗れ、2戦合計2-2となりアウェーゴール差で敗退が決まった。

 FWロナルドら主力を温存したRマドリードは前半31分、自陣でのバックパスのミスからボールを奪われ、MFエラソにミドルシュートを決められて先制を許した。後半2分にMFバスケスのスルーパスに反応したFWベンゼマが、相手GKとの1対1を冷静にループシュートで昨年11月以来のゴールを決めて同点に追いついたが、同10分、右CKからMFガブリエルに強烈なヘディングシュートを決められて再び勝ち越された。

 その後DFカルバハル、MFモドリッチを投入するとチームのギアは1つ上がるがゴールを奪うことは出来ず、ロスタイムにはDFセルヒオラモスをトップに上げたが効果なく、セルタに敗れた昨季に続き8強で敗退した。サンティアゴ・ベルナベウは自チームにブーイングを、ジャイアントキリングを達成しクラブ史上初の4強入りを果たしたレガネスに賞賛の拍手を送り、通りではフロレンティーノ・ペレス会長の辞任を要求する声が上がっていた。

 ジダン監督は「この結果は妥当なものだ。なぜなら自分たちが望んだプレーをすることができなかったのだから。敗戦であり、それを受け入れる。自分に責任がある。本当に失望しているし大きなダメージだ。パリサンジェルマン戦、もちろん、自分のクビはかかっている。この敗戦の責任者は自分だ」とコメントした。(山本孔一通信員)