セリエAインテルからガラタサライに移籍加入したDF長友佑都(31)がトルコリーグにデビューした。チームは1-2で敗れ、ほろ苦い初戦となった。
敵地での一戦に先発フル出場した。背番号55は気温約2度と冷え込む中、半袖姿で定位置の左SBに入った。
前半17分に逆サイドのCKから失点したものの、長友は積極的なプレーで存在感を見せた。同37分には敵陣深くまで走り込んで相手との競走に勝ち、好位置で反則を獲得。得点にはつながらなかったものの、好機をつくった。時折指をさして周囲に指示を送る場面もあった。
迎えた後半は12分に今度はPKを与えて追加点を許した。長友が前に出たところで空いたスペースを突かれ、味方のカバーが間に合わなかった。
その後はペナルティーエリア内で振り切られかけた場面こそあったものの、それ以外は落ち着いてプレーした。合流から時間が短く、DFラインの統制や攻撃参加時の連係には課題を残し、まずまずのデビューとなった。
試合後は「2日しか練習していない中で、このリーグがどういうリーグなのか、チームがどういうサッカーをするのかも含めてなかなか2日では全てを理解するのは難しかったですけど、まず90分出られたのは良かったです。だけど結局敗れてしまったので残念ですね」とふり返った。