第1戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は、ホームでアタランタ(イタリア)を3-2で下した。

 前半30分にMFシュールレが先制ゴールを決めたが、後半序盤にFWイリチッチに連続ゴールを許して逆転された。しかし、同20分、MFゲッツェのパスを受けたFWバチュアイが強烈な右足シュートを決めて同点に追いつき、同ロスタイムにも再びゲッツェのラストパスからバチュアイが右足で決めて勝ち越した。

 シュテーガー監督は「(アタランタが)我々に勝つのは難しいだろう。したがって第2戦も含めた(16強への勝ち上がりの)可能性について、そんなに悪くないものだと私は見ている。ミシー(・バチュアイ)は本物のストライカーだ。そして素早くチームに適応してくれた。ここでプレーしているのを楽しんでいるように見える。現段階で彼は、非常にチームにマッチしている」と、チェルシーから移籍してきたバチュアイを称えた。

 10日のハンブルガーSV戦で左足首を痛めて途中交代した香川はベンチ入りしなかった。

 第2戦は22日に行われる。(鈴木智貴通信員)