クラブではACミランやRマドリード、代表ではイングランドとロシアの指揮官を務めたファビオ・カペッロ氏(71)が、監督業から引退することを母国イタリアの国営放送「RAI」で明かした。3月まで中国スーパーリーグ、江蘇の監督を務めていたが、開幕からわずか3試合(1勝2敗)で辞任していた。

1993-94年シーズンにACミランで欧州CL制覇を達成し、2000-01年シーズンには中田英寿氏とともにローマをリーグ優勝に導いたカペッロ氏は「イングランドとロシアで代表監督は経験した。もう1度クラブを率いたいと思い、江蘇が私の監督としての最後の仕事だった。やりたいことはすべてやった。私のキャリアにはとても満足している」と監督業から離れることを明かした。