アトレチコ・マドリードは、元スペイン代表FWフェルナンドトレス(34)が、今季限りでクラブを退団すると発表した。

 フェルナンドトレスはツイッターで「早い内に自分のシートに戻ってくる。みんなの側の場所にね。自分のシートに座ってアトレティコが勝つように応援するよ。結果を別に重要視はしてないけどね」とサポーターの一員としてアトレティコを応援する事を記した。

 エンリケ・セレソ会長は、下部組織からトップチームに昇格して主将まで務めたフェルナンドトレスに対して「フェルナンドはクラブのレジェンドだ。彼は本当に我々に多くのものを与えてくれた。現役を終える時には、Aマドリードへの扉はいつでも開いている。そう伝えたい」と、引退後に再びクラブへ戻ってきて欲しいことをクラブ公式サイトで明かした。

 また同会長はフェルナンドトレスの去就について「去就については彼自身が決めることができる。他の場所でプレーを続けると決断したのなら、我々はただ感謝するだけだ」とコメント。スペイン紙マルカでは、新天地として米MLSが候補としてあげられている。