レアル・マドリードはアウェーでセビリアに2-3で競り負けた。

 FWロナルドら主力が外れ、FWベールが出場停止のRマドリード。敗れはしたが主役はDFセルヒオラモスだった。前半に2失点し、0-2で迎えた後半13分、FWバスケスが倒されてPKを獲得。これを右足キックしたがボールはクロスバーを直撃して失敗。同20分にも右CKのこぼれ球をフリーで左足ボレーで狙ったが浮かせてしまった。

 逆に同39分、相手DFメルカドの右クロスにスライディングでクリアにいったが、ボールが左足に当たってファーのポストをたたきながらゴールに飛び込むオウンゴールとなって3点目を献上。悪夢の夜になりかけたが、1-3の同ロスタイム、ボールと関係ないところでDFテオ・エルナンデスが倒されてPKを獲得。これを再び右足キックし、今度は相手GKの逆を突くゴール左へ見事に決めて雪辱した。

 Rマドリードは21勝9分け6敗の勝ち点72で3位。セビリアは16勝6分け14敗の勝ち点54で7位で、欧州リーグ圏の6位ビリャレアルとは3差。