脳出血の緊急手術で入院していたマンチェスター・ユナイテッド元監督のアレックス・ファーガソン氏(76)が、手術から1カ月たたずに退院していたと、2日付の英紙サンが報じた。自宅では家族の看護を受けているとし、近親者には8月の開幕戦にはオールドトラフォードに戻りたい旨を伝えたという。

 関係者は「サー・アレックスは勝者だと誰もが知っているが、この戦いは絶対に負けられないものだった。すでに病状から回復していて、彼も退院を喜んでいる」と退院したことを明かした。また「病院スタッフに感謝していた。回復は約束されたようなものだ。あとはいつ、オールドトラフォードに戻れるかというだけだ。それまでは、W杯を楽しめる」と話した。