レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)が今季登録されたカスティージャ(Bチーム)でデビューした。

スペイン2部のクラブ相手に、白い巨人の将来を担う若手で構成されたRマドリード・カスティージャの右ウイングで先発。得点はなく、厳しいマークに遭い、連係などに課題も残したが、70分間プレー。

交代で退く際には、ベンチ前で同クラブのレジェンドでカスティージャを率いるラウル監督から頭を強めになでられ、ねぎらわれた。

会場はカスティージャのホーム。レアルマドリードのトップチームも含めた一大施設にある、スタンドも備えたスタジアムで、その名は「アルフレッド・ディ・ステファノ」。レアルの偉人の名を冠した美しいスタジアム。

直前に、オーストリアでジダン監督率いるトップチームがザルツブルクとの国際親善試合を戦ったにもかかわらず、ペレス会長はこちらに来場。クラブの総帥も見守る中、久保は主戦場とみられる会場、チームで無事にデビュー戦を勝利で飾った。

カスティージャは、スペイン3部相当のリーグに所属しており、8月末に開幕戦を控えている。