スペイン2部サラゴサMF香川真司(30)が9日、マルカ紙(電子版)が選定する2部リーグ第4節のベストイレブンに入った。

サラゴサからは香川の他、DFビガライ、MFグティ、FWドゥワメナも選ばれており、最多4選手を輩出したクラブになっている。

サラゴサからこんなに多くの選手が選出されたのは、8日にアウェーで行われながらも、3-0の快勝を収めたアルコルコン戦のパフォーマンスが高く評価されたからである。

トップ下でプレーした香川は初フル出場を飾り、中盤でのヒールパスで3点目の起点となった。そして左サイドバックのビガライは積極的にオーバーラップを仕掛けそのゴールを記録した。

右インサイドハーフのグティは中盤で相手からボールをカットし、チームの先制点で大きな役割を果たした。そしてFWのドゥワメナは鮮やかなチップキックでそのゴールを決めている。

サラゴサの次に多いのはラージョ・バジェカーノに3-1で勝利したジローナ戦で3選手を輩出。ハットトリックを記録したFWストゥアーニと、MFボルハ・ガルシア、DFマフェオが選ばれている。(高橋智行通信員)