スペイン紙アスは12日、スペイン2部ウエスカ所属のFW岡崎慎司(33)の多くのゴールが、VARに阻止されていると報じている。

岡崎は今シーズン、すでにゴールネットを8回揺らしているが、実際にゴールが認められたのはわずか3回のみ。これまでアルバセーテ、マラガ、テネリフェ、オビエドとの対戦で、VARによりゴールを5回も取り消されている。直近の9日にホームで行われたオビエド戦では2回ゴールを記録したが、ともにVARの判定でノーゴールに終わっている。

しかし岡崎はミチェル監督にとって重要な戦力であることに間違いない。ウエスカ入団以降、監督の求める戦術的要求に見事に応えてレギュラーの座を完全に獲得し、これまでリーグ戦12試合に出場し、そのうち10試合をスタメンでプレーしている。

また岡崎はチームで最もシュートを打っている選手となっており、ジローナ、ルーゴ、エルチェ相手に合計3ゴールを決めてきた。

ウエスカは現在3試合負けておらず好調をキープし、2部リーグ15試合8勝2分け5敗の勝ち点26で1部リーグに自動昇格できる2位につけている。

そして年内最終戦となる第21節(12月22日の週末に開催予定だが、明確な日時は未定)では香川真司を擁するサラゴサをホームに迎えての日本人対決が実現する。(高橋智行通信員)