スペイン紙各紙は、26日に行われるアウェーでのレアル・ソシエダード戦で、マジョルカMF久保建英(18)はベンチスタートになると予想している。

久保は19日に行われた前節バレンシア戦、リーグ戦で9試合ぶりに控えとなり、後半35分からの出場だった。一方、中1日の厳しい日程で行われたMF香川真司を擁する2部サラゴサとのスペイン国王杯3回戦に、公式戦3試合ぶりの先発出場で、90分間プレーしている。

マルカ紙とアス紙は、久保を控えと予想した。アス紙では「Rマドリードからの期限付き移籍でプレーする将来性豊かな2人の成長と、レベルを測るのに役立つ試合になるだろう」と、RソシエダードのMFエデゴールと久保の期限付き移籍組に注目。「全てのスポットライトを独占することになるはずだ」と伝えている。久保については「望まれているよりもゆっくりと、少しずつだが進化している」と言及した。

マジョルカの地元紙ウルティマ・オラ電子版も久保を控えと予想。システムは4-4-2で、ダニ・ロドリゲス、イドリス・ババ、サルバ・セビージャ、ラゴ・ジュニオルが中盤を形成し、クチョ・エルナンデス、ブディミールが2トップを組むと見ている。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦17試合、1056分間出場し1得点1アシストを記録している。スタメン出場は10回。(高橋智行通信員)