【リオデジャネイロ8日=エリーザ大塚通信員】ブラジル1部の古豪ボタフォゴに加入するMF本田圭佑(33)が8日、入団会見に臨んだ。

クラブの黒いポロシャツを着て登場。用意された会場にクラブ幹部とともに着席し「ようこそホンダ」「日本サッカーの歴史上、最も優れた選手」などと紹介された。

会見では「近年はオーストラリアでプレーしたり、監督をしたり、ビジネスをしたり、挑戦の方法が変わってきているが、そういった点への批判について、何か言いたいことは」との質問も出た。

本田は「人として、父親として、教育者として、全て大事なこと。挑戦です。その中でも、最も大事なサッカー選手としてのプロジェクトが始まる。練習に励んで、いいプレーをみせられたら」と話した。

ボタフォゴにもたらすことのできるもの、そして大目標とする東京オリンピック(五輪)について聞かれると「とりあえず、まず試合に出ること、そして勝利を目指すことで、チームメート、監督、サポーターに認められることに、まず重点を置く。今は、このプロジェクトの先にオリンピックがあると思っているので。1日も早く、チームに参加してトレーニングがしたい」と、早期の合流を切望した。